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2020年8月11日火曜日

第21回日本検査血液学会学術集会 in 金沢(WEB学会)参加&受賞報告

 2020年7月11日〜12日に開催された第21回日本検査血液学会学術集会の参加報告です。今年度の学術集会は、新型コロナウイルス感染症拡大のため、WEB開催となりました。会期中は、Zoomを用いたLIVE配信で講演が行われました。 
 鶴田技師長はテクニカルセミナーで「2019年度新鮮血液を用いた自動血球分析装置(6メーカー基準分析装置)による外部精度管理調査による経年的評価報告」について発表しました。また、一般演題については誌上開催となりましたが、山内技師の演題「次世代HTLV-1クロナリティ解析法(RAIS1)の開発」が優秀演題賞として選ばれ、オンデマンド配信で発表を行いました。
  
 来年は、東海大学医学部の宮地勇人先生が大会長として、東海大学湘南キャンパスで第22回日本検査血液学会学術集会が開催予定です。新型コロナウイルス感染症の早期収束と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 今年度の学術集会は一部の共催セミナーを除きライブ配信の収録動画も9月30日(木)までオンデマンド配信されておりますので、血液学に興味のある方はぜひご参加ください。
第21回日本検査血液学会学術集会 in 金沢(http://www.c-linkage.co.jp/jslh2020/)






2019年8月1日木曜日

MRSAフォーラム2019参加&受賞報告

7月6日(土)に開催されたMRSAフォーラム2019に、栁原克紀教授、賀来敬仁助教、大学院生の太田賢治医師が参加してきました。MRSAに関する最新の研究成果が集まる、画期的で意義深い研究会であり、当教室からも毎年演題を発表しています。

栁原教授はシンポジウム「抗MRSA薬の位置づけと使い分け」で座長を務め、議論の盛んなこの分野において活発な討議を促し、活気あるシンポジウムとなりました。賀来助教は「皮膚軟部組織感染症におけるHA-MRSAとCA-MRSAの違い」「医療機関におけるMRSAの現状」について多施設にわたる調査結果を報告し、MRSAの現状、変化について興味深い動向を明らかにしました。太田医師は「院内肺炎で検出されたMRSAの遺伝子学的特徴」につき発表し、優秀ポスター賞を受賞しました。




MRSAは耐性菌の先駆けですが、未だ明らかとなっていない点も多く、これからも研究が期待される分野です。当教室ではこれからもMRSAに関する研究を積極的に進めていきます。

台湾からの留学生

2019年2月から7月まで、台湾の陽明大学医学生物技術検査学部(Department of Biotechnology and Laboratory Science in Medicine)から、三年生の王毓慶君が当研究室に留学し、宇野助教のもとで研究を行いました。精力的に研究に取り組んでくれたのみならず、メンバーとも積極的に友好を深めてくれました。
以下に王君から頂いた感想文を紹介します(和訳、一部編集)。

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今回の留学期間中に、cell-free DNAのメチル化と感染症の関係性に関する研究を行いました。特に、臨床との関連性に注目し、digital-PCRなどの手法を用いて研究を進めました。これまで知り得なかった新しい知識や機器、システム、考え方に接することができ、知識を広めることができました。
長崎、特に検査部でこのような機会を得ることができて大変嬉しく思います。指導教員、教授、スタッフのみなさんにいただいたご指導や手助けにとても感謝しています。この半年間で長崎は私の第二の故郷となりました。

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王くんは日本語の勉強にも熱心で、帰国前には日常会話には十分なレベルまで上達し、驚かされました。
また一緒に研究ができることを一同楽しみにしています。これからも頑張っていきましょう。





当研究室は国内、海外問わず研究生の受け入れを行っています。
興味のある方はお気軽におたずねください。


2019年5月28日火曜日

鶴田技師長就任祝賀会・新人歓迎会

517日に鶴田技師長就任祝賀会・平成31年度新人歓迎会が開催されました。

祝賀会・歓迎会には多くの職員が参加し、盛大な会となりました。

4月から技師長に就任した鶴田技師長は、これまでも血液分野だけでなく、当検査部のISO15189取得の時にも大変貢献されました。
これからも、臨床検査技師長として検査部を引っ張っていってくれることと思います。

また、検査部・細胞療法部に合わせて5人の新人が加わりました。まだ勤務を始めて1ヶ月ながら各検査室にも馴染んでおり、日々頑張ってくれています。

元号も平成から令和となり、新しい時代がスタートしました。
検査部も新たなメンバーで協力して頑張っていきたいと思います。


鶴田技師長のホームページでのメッセージはこちら→リンク

2019年4月26日金曜日

第12回長崎臨床検査Reversed-CPC研究会


413日(土)に、長崎大学病院第4講義室で第12回「長崎臨床検査Reversed-CPC研究会」を開催しました。


1症例目は、長崎大学病院検査部の岩永 技師が担当しました。アスピリン(サリチル酸)中毒により、呼吸性アルカローシスと代謝性アシドーシスが混合した症例で、血液ガスのデータの基礎的な考え方を再度確認できた症例でした。
2症例目は佐世保市総合医療センターの松永 技師が担当しました。pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)により右心不全、Ⅰ型呼吸不全を示した症例でした。生化学検査や凝固検査、心電図など様々な領域の検査結果を考えながら病態を推測する、難解でしたがとても勉強になる症例でした。

どちらの症例でも、各グループで活発なディスカッションが行われ、とても有意義なR-CPCとなりました。

また、R-CPC後に催された特別講演では、長崎大学病院医師薬学総合研究科先進予防医学共同専攻 内分泌・代謝内科学分野 准教授 阿比留 教生 先生に、「糖尿病の現状と治療の進歩」という演題で、日本人における糖尿病患者の特徴やSGLT2阻害薬・GLP-1受容体作動薬などの新しい糖尿病治療薬について、幅広くお話頂きました。

次回は、20199月7日(土)に長崎大学で第13回長崎臨床検査Reversed-CPC研究会を開催する予定です。詳細が決まりましたら、検査部のホームページやFacebookでお知らせいたしますので、是非ご参加ください。
初めての方や研修医・学生も大歓迎です!