2023年10月11日~15日までIDWeekがアメリカのボストン国際会議場&展示場で開催されました。当検査部からは栁原教授、太田助教、大学院生の中尾先生の3名が参加しました。栁原教授は「In Vitro Activity of Nacubactam (OP0595) Combined with Cefepime against Carbapenem-resistant Enterobacterales Isolated in Japan」、太田先生は「The effect of SARS-CoV-2 antibody testing on the results of admission screening」、中尾先生は「Molecular epidemiology and clinical features of pneumococcal pneumonia at a university hospital in Japan」でそれぞれポスター発表を行いました。
国内学会とは比べものにならない程大きな規模の学会の中、世界各国からの参加者とディスカッションを行うことができました。また、教育講演やシンポジウム、一般演題を聴講し、知見を広げることができ、企業ブースも盛況で、新規抗菌薬や診断検査法に加え、インフルエンザの経鼻ワクチンや腸内細菌の移植など、日本ではあまり見かけない展示を見学することができました。更に、日本感染症学会の学際化・国際化委員会の委員長を務める栁原教授のもと、米国感染症学会の幹部とのリーダーズミーティングも催され、今後の感染症学会のあり方や感染症専門医育成などの議題についてディスカッションを行うことができました。
そして、学会会期中にはボストン観光も行い、フェンウェイパーク球場やボストン美術館を訪れました。これまで写真などでしか見たことがなかったグリーンモンスターやモネの絵画などを実際に見ることができました。