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2019年8月1日木曜日

台湾からの留学生

2019年2月から7月まで、台湾の陽明大学医学生物技術検査学部(Department of Biotechnology and Laboratory Science in Medicine)から、三年生の王毓慶君が当研究室に留学し、宇野助教のもとで研究を行いました。精力的に研究に取り組んでくれたのみならず、メンバーとも積極的に友好を深めてくれました。
以下に王君から頂いた感想文を紹介します(和訳、一部編集)。

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今回の留学期間中に、cell-free DNAのメチル化と感染症の関係性に関する研究を行いました。特に、臨床との関連性に注目し、digital-PCRなどの手法を用いて研究を進めました。これまで知り得なかった新しい知識や機器、システム、考え方に接することができ、知識を広めることができました。
長崎、特に検査部でこのような機会を得ることができて大変嬉しく思います。指導教員、教授、スタッフのみなさんにいただいたご指導や手助けにとても感謝しています。この半年間で長崎は私の第二の故郷となりました。

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王くんは日本語の勉強にも熱心で、帰国前には日常会話には十分なレベルまで上達し、驚かされました。
また一緒に研究ができることを一同楽しみにしています。これからも頑張っていきましょう。





当研究室は国内、海外問わず研究生の受け入れを行っています。
興味のある方はお気軽におたずねください。


2018年4月18日水曜日

研修医&海外からの留学生


 4月に検査部をローテートする初期研修医と海外からの留学生の歓迎会をリサーチメンバーを中心に行いました。

 研修医2年目の酒井先生は検査部での研修を5月第2週まで行います。また、台湾の高雄大学から毎年リサーチの学生を受け入れていますが、今年はJingPingさんが1ヶ月間宇野 直輝 助教の指導で研究を行っています。昨日の歓迎会には呼吸器内科の大学院生で、検査部でも黄色ブドウ球菌関連の研究を行う住吉先生も参加してくれました。

 職種や国籍、出身教室に関係なく一緒に仕事や研究をやれる環境が当教室の強みだと思っています。そのため、当教室では研修医、医学部生、国内・海外からの留学生の指導にも力を入れています。興味のある人は気軽にたずねてください。




これまでの初期研修の記事は→リンク
これまでの海外からの留学生は→リンク


2017年3月4日土曜日

研修医&学生(2月)

 先日、研修医および学生の送別会(お疲れ様会)が開かれました。2月は、初期研修医1名、クリクラの学生2名、台湾からのリサーチセミナーの学生1名、リサーチセミナーの学生4名と多くの研修医・学生が検査部で実習を行いました。

上(2枚)送別会の様子
左下:ミニR-CPC、右下:リサーチセミナー発表会

初期研修医としては、川原先生が検査部で研修をしました。サテライト検査室では、生化学検査のデータ読みだけではなく、血液標本をみたり様々な検査を経験できたようです。また、生理機能検査室では腹部超音波検査だけでなく、心電図についてもたくさん読影をして自信がついたとのことでした。

 クリクラでは、5年生の草野くんと水野くんがサテライト検査室(血液・生化学)、血清室、遺伝子室、生理機能検査室などで実習を行いました。2人とも遅くまで残って勉強していて、感心しました。また、川原先生と一緒にミニR-CPCの症例について熱心に勉強していたようです。

 リサーチセミナーでは、台湾の高雄大学からリンダさんが来て、宇野直輝助教の指導で一ヶ月間研究を行いました。スタッフ室では大学院生、医学部生、事務員の人たちとも積極的に話をして、仲良くなっていたようです。また、長崎大学医学部の3年生も1月から2ヶ月間リサーチセミナーとして研究を行いました。石毛くんと川口くんは感染症関連の研究、石川くんと坂田くんはHTLV-1関連の研究を行いました。リサーチカンファのときに研究発表会を行いましたが、4人とも立派に発表していました。



当教室では、研修医や学生の実習にも力を入れています。興味のある人は気軽にたずねてください。
以下、リンクです。
検査部ホームページ(学生教育)
検査部ホームページ(初期研修)
検査部ホームページ(後期研修)

これまでの初期研修の記事は→リンク
クリクラは→リンク
昨年の台湾からのリサーチセミナーは→リンク
昨年のリサーチセミナーは→リンク

2017年1月27日金曜日

研修医・学生歓送迎会

 先日、1月に検査部ををローテートしている研修医の高平先生、クリクラの梅原さん、永田くんの送別会、韓国(慶尚大学校)からの研修生であるKwongくん、Limさんの歓迎会、また、検査技師川元さんの公開審査打ち上げ会を兼ねて行いました。フレッシュな顔ぶれに囲まれ、賑やかな会となりました。

 高平先生は脳神経外科への入局を決めており、生理機能検査室を中心に実際にエコーの手技などを多く実践していました。4月以降の専門研修に向けて、少しでも役立つ研修になったことを願っています。クリクラ(梅原さん、永田くん)についても、興味のある分野に応じプログラムを組み、複数の部署をローテートしています。また、先日の第28回臨床微生物学会にも参加し、熱心に聴講していました。

 韓国のmedical school 3年生(日本の医学部5年生に相当)のKwongくん、Limさんは計1ヶ月長崎大学で勉強しに来てくれました。2人ともとても気さくで、臨床検査医学のみならず長崎の文化にも興味を持っています。

 今回の宴会は、大学院生の川元技師の公開審査の後に開かれました。公開審査では、レジオネラとTNFαの関係についての研究発表を行い、質疑に対する応答も素晴らしいものでした。お疲れ様でした。

 当教室には多くの学生さんや大学院生が集い、いつにも増してとても活気のある場となっています。実習や研究の相談はいつでも受け付けています。是非一緒に学びませんか。



過去の報告は以下の通りです。
海外の学生との交流は→リンク
研修医は→リンク
クリクラは→リンク

2016年5月10日火曜日

台湾からのリサーチセミナー

 先週までの1か月間、台湾の高雄大学から医学部6年生のPing-Chia Changさんがリサーチセミナーで検査部に来ました。宇野助教が指導を担当し、検査部に導入されて間もないデジタルPCRを使って、血中cell-free DNAの定量検査系の検査前条件検討をしてもらいました。

 彼女は理解が早く、英語が堪能で、積極性があり、作業が素早くかつ丁寧でしたので、もっといてもらいたいくらいでした。

 宇野助教は留学経験もあり、英語による指導に問題はありませでしたが、検査部では依然として英語の厚い壁があり、彼女にとって会話をできる人が限られたのは残念でした。ただ、検査部に高次臨床実習に来ていた同学年の医学生と仲良くなれたのは良かったです。

 英語なくして国際化はなしえません。これは検査部の課題です。

2016年2月18日木曜日

慶尚大学校との交流

長崎大学医学部は慶尚大学校医学部と学術交流協定を締結しており、2年前から検査部がホストとなって、2名の病棟実習を受け入れています。

今年は、Kim君とSeo君の二人が検査部、第一内科、第一外科、第二外科で実習を行いました。
検査部で講義をしたときの印象としては、二人とも優秀で質問にもすぐに答えていました。また、日本人の学生もしっかりと英語でコミュニケーションをとり、実習中も助けてくれたようで、二人とも感謝していました。

病棟実習以外でも、島原城や出島、ランタンフェスティバルなどにも行って、長崎を満喫したようです。日本人の学生ともさまざまな交流をしたようで、日本に来たのは非常に良い体験だったと言ってくれました。

今週で実習が終了になるということで、昨日はfarewell partyを開催しました。Kim君のお父さんが書道家ということで、栁原教授宇野助教に直筆の書がプレゼントされるというサプライズもありました。