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2026年1月19日月曜日

骨髄検査技師研修 指定施設を更新

今回、血液検査室の森 沙耶香 主任技師の認定骨髄検査技師資格取得に伴い、長崎大学病院の「認定血液・認定骨髄検査技師制度 指定施設」の更新が承認されました。

 指定施設とは、認定血液・認定骨髄検査技師制度審議会により骨髄検査技師育成のために必要な施設であると認められたもので、九州では2施設のみです。(2025年1月1日現在)

 

長崎大学病院では、質の高い血液形態検査を施行できる人材を育成できるように今後も精進してまいります。

2025年8月4日月曜日

第26回日本検査血液学会学術集会参加報告

  2025年7/26(土)、27(日)に京都府の京都国際会館にて第26回日本検査血液学会学術集会が開催され、教官の先生と技師数名が参加してきました。

当検査部からも、技師2名がそれぞれ「CD34測定状況把握のためのアンケート調査結果報告(日本検査血液学会 標準化委員会 血球計数標準化小委員会)」、「急激な経過を辿ったKMT2A::MLLT10を伴う急性骨髄性白血病の一例」の演題で発表を行いました。

 発表や講演はいずれも非常に興味深く、大変感銘を受けました。改めて、検査血液分野の着実な発展を実感する機会となりました。

今後も積極的な研究ならびに学会活動に取り組んでいきたいと思います。



2023年5月25日木曜日

認定血液検査技師取得!

 

認定資格試験合格の報告です。

免疫血清検査室の高田侑実技師(写真左)および林田章也技師(写真右が日本検査血液学会の認定血液検査技師を取得しました。

認定血液検査技師は、血液検査分野における高度の学識と技術を有する臨床検査技師の育成を図り、より良質な医療を国民に提供することを目的とした制度です。

 

2人とも検査部の中堅技師として幅広い分野で経験を積んでおり、今後ますますの活躍が期待されます。

 

長崎大学病院検査部では、今後も様々な分野で技師が活躍できるよう精進してまいります。

2017年9月5日火曜日

Elecsys HTLV-I/II・J Clin Microbiol(original article)




Laperche S, Sauleda S et al. Evaluation of sensitivity and specificity performance of Elecsys HTLV-I/II assay in a multicenter study in Europe and JapanJ Clin Microbil 55 (7): 2180-7, 2017.






 当教室の栁原 克紀 教授および宇野 直輝 助教が共著者となっているHTLV-I/IIの新規検査試薬についての論文が、アメリカ微生物学会(American Society for Microbiology)が発行するJournal of Clinical Microbiology誌に掲載されました(2017年7月付)。

 本研究では、全自動免疫測定装置の専用試薬として新たに開発されたHTLV-1/2抗体測定試薬についての検討を行いました。検討した試薬は、電気化学発光免疫測定法を測定原理とするダブル抗原サンドイッチ法を用いた第3世代の試薬です。本研究では、オーストリア、フランス、ドイツ、日本、ポルトガル、スペインの6カ国7施設(ドイツのみ2施設)の多施設共同研究として行われ、既存の方法と比較しても、感度・特異度ともに良好な結果でした。

 当教室では、基礎的な研究だけでなく、多数の臨床研究を行っています。今回のような国際的な多施設共同研究も積極的に行っていきたいと考えています。


これまでにブログで紹介した論文一覧はこちら→リンク

2017年4月5日水曜日

T-CELL Lymphoma Forum@サンフランシスコ

当教室の長谷川寛雄講師と遺伝子検査室の山内技師、血液内科所属で検査部でも研究をしている小林先生が、サンフランシスコで1月26-28日の3日間開催された9th annual T-CELL Lymphoma Forumに参加してきました。この学会ではセッション形式でテーマ毎に発表があり、セッションの合間にはランチなど食事をする時間がありました。

 当教室からは、山内技師がAnalysis of CCR4 mutation status in adult T-cell leukemia/lymphomaという演題で、ATL細胞におけるCCR4変異が生存率に与える影響についてポスターで発表してきました。学会のSession (Molecular Pathways)でCCR4変異についての演題があり、大変勉強になりました。
 タイトなスケジュールであまり観光をする時間はなかったようですが、最終日にゴールデンゲートブリッジへのクルーズに行けました。

 当教室では、長谷川寛雄講師を中心に、ATLなどの血液疾患の診断、治療についての基礎研究及び臨床研究を積極的に行っています。研究内容に興味のある方がいらっしゃったら、お問い合わせください
 また、積極的に国際学会での発表も行っています→これまでの国際学会参加報告はこちら

2016年12月12日月曜日

第56回日本臨床化学会年次学術集会@熊本&受賞報告

長谷川講師臼井主任、山内技師が、122日~4日に熊本県で開催された第56回日本臨床化学会年次学術集会に参加してきました。

 臼井主任は「新規免疫自動分析装置Accuraseedでの FT3FT4TSH測定試薬の基礎的検討と迅速性の評価 」の演題名で発表を行いました。
 また、本学会の支部集会で優秀な演題を発表した若手研究者に送られる「日本臨床化学会 学会賞Young Investigator Award」に山内技師が選ばれました。山内技師は3月に長崎で開催された九州支部集会において発表した「成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)におけるCCR4遺伝子変異解析」の研究で受賞しました。

会期中には、第2回認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師指定講習会も開かれました。認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師とは、臨床化学分野ならびに免疫化学分野において、精度管理のみならず精度保証の観点から検査室の管理ができる技師を認定する制度です。今後、検査室には認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師を管理責任者として配置する運営になるため、精度マネージメントシステムの構築およびISO15189の取得を目指す当院にとって重要な教育講習会でした。先日、受講した臼井主任より検査部・細胞療法部カンファランスで講義が行われ、知識の共有化を図りました。

今回の学術集会には600名近い方が参加しており、他施設での臨床化学・免疫化学分野の検討、研究成果についての講演が聞くことができて勉強になりました。



当教室では、若手の検査技師も積極的に研究および学会発表を行っています。
これまでの国内学会報告と受賞報告の報告はこちら→国内学会受賞

2016年10月11日火曜日

第3回日本HTLV-1学会学術集会


82628日に開催されたHTLV-1学会の参加報告です。

長崎においても患者数の多い、ATLの原因ウイルスであるHTLV-1の学会が鹿児島で開催され、今回は長谷川講師と佐々木主任技師が参加しました。
学会会場は、HTLV-1の研究者・臨床医・検査技師・患者さんなど多くの方が参加されていました。ポスター発表の場では、設けられた時間が足りないほど質疑応答が活発に行われており、HTLV-1を研究されている方の熱意が伝わってくるようでした。

佐々木主任はATLにおけるCCR4遺伝子変異について、長谷川講師は新規経口HDAC阻害剤についてポスターを展示しました。その後の懇親会では、鹿児島の名物や地酒などが振る舞われ大変賑やかな会となりました。

基礎研究から症例報告まで、とても充実した内容の3日間でした。
来年は大阪で開催されます。

2016年9月25日日曜日

HBI-8000 in ATL・Cancer Sci (original article)


Hasegawa H, Bissonnette RP, et al. Induction of apoptosis by HBI-8000 in adult T-cell leukemia/lymphoma is associated with activation of Bim and NLRP3. Cancer Sci. 107: 1124-33, 2016.(リンク)



 当教室の長谷川寛雄講師のATLにおけるHBI-8000の効果についての論文が日本癌学会の英文誌であるCancer Science誌に原著論文として掲載されました。HBI-8000は新規の経口ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤で、日本では末梢性T細胞リンパ腫の治療にかかる希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けています(リンク先参照)。現在、悪性リンパ腫を対象とした第2相臨床試験が検討されています。

 本研究では、ATL由来細胞株およびATL患者検体におけるChidamideの効果を評価しました。Chidamideは、ATL由来細胞株およびATL患者検体において腫瘍増殖抑制効果を示し、両細胞にアポトーシスを誘導しました。そのメカニズムとしては、免疫応答や細胞の生存など多彩な生命現象に関与しているNFκBの阻害作用が示唆され、自然免疫系の重要な構成要素であるNLRP3の関与するインフラマソーム経路の活性化がATL細胞死に寄与している知見が得られました。Chidamide によるNLRP3活性化は、がんの新たな治療戦略の一部として大変興味深い現象と思われます。


 当教室では、長谷川寛雄講師を中心に、ATLなどの血液疾患の診断、治療についての基礎研究及び臨床研究を積極的に行っています。研究内容に興味のある方がいらっしゃったら、お問い合わせください
 
 これまでにブログで紹介した論文一覧はこちら→リンク

2016年6月1日水曜日

ISLH 2016参加報告


512-14日にイタリアのミラノで開催された国際検査血液学会
ISLHInternational Society for Laboratory Hematology)に長谷川講師、佐々木主任、森技師が参加してきました。

長崎大学病院検査部から森技師が、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病を引き起こす原因として有名なPhiladelphia染色体に関連した、abl-bcr遺伝子についてのポスター発表を行ってきました。今回森技師は、日本検査血液学会(JSLH)より本学会発表の助成を受けての参加となりました。
講演では、血液疾患の病型分類に広く用いられているWHO分類について、まだ正式に発表されていない2016年改定版におけるポイントなど最新の話題を聴講することができました。森技師は初めての国際学会参加でしたが、血液検査に関する世界中の様々な報告を聞き多くの事を吸収してきました。





ミラノはイタリアで最大の都市圏人口を擁する都市でヨーロッパ有数の世界都市であると共に非常に歴史の古い街で、長い歴史に培われた古い建物や、「最後の晩餐」に代表される多くの美術品を有します。 またファッションの街としても有名であり、街中で「伝統」と「世界最新」が融合し独特の雰囲気を生み出していました。長崎は石畳の道も多く、東山手・南山手には洋館もあり、路面電車が通っており長崎とイタリアはなんとなく似ているなと感じました。少しですがイタリアの文化に触れ、イタリアの奥深さを知ることができました。
今回の国際学会参加で、色々な意味で刺激を受けることができました。





 



2016年4月8日金曜日

ASCPaLM参加報告




3月に台湾で開催されたASCPaLMに長谷川講師、佐々木主任、松本技師が参加してきました。

ASCPaLMとはアジア臨床病理・検査医学会(Asian Society of Clinical Pathology and Laboratory Medicine Congress)の略で毎年各国で開催されている様です。日本以外にも中国、韓国、インドネシア、モンゴル、オーストラリアなど様々な国の方たちが講演、ポスター発表されていました。

また台湾は観光地が趣深く、日本人観光客も多く見かけました。
     





2016年2月24日水曜日

骨髄検査技師研修施設に認定

今回、長崎大学病院が骨髄検査技師認定制度研修施設に認定されました!
研修施設は全国で24施設しかなく、九州では長崎大学病院と西別府病院のみです

骨髄検査技師とは、一般社団法人日本検査血液学会が認定する骨髄検査等の血液形態検査における専門知識および高度な判定能力を有する技術者 のことで、当院では鶴田一人副技師長が認定資格を有しています。

長崎大学病院検査部では、質の高い血液形態検査を施行できる人材を育成できるように今後も精進してまいります。