2月10日(金)、11日(土)に大分市のレンブラントホテル大分で開催された第51回日本緑膿菌感染症研究会に参加してきました。緑膿菌感染症研究会は昭和41年から始まった歴史ある研究会で、緑膿菌およびグラム陰性非発酵菌について、基礎から臨床まで幅広い演題が発表されます。
西日本を寒波が襲っていて、大分では山沿い(由布院や九重)を中心に積雪もみられましたが、多くの方が参加していました。当教室からは、栁原克紀教授が教育セミナーで緑膿菌感染症の診断と治療戦略について講演を行いました。また、大学院生の川元技師が一般演題で、新規マクロライド系抗菌薬であるソリスロマイシンの免疫調節作用についての研究を発表しました。
来年の第52回緑膿菌感染症研究会については、当教室のOBでもある東北大学の賀来満夫先生が主催されます。緑膿菌感染症に興味のある方は参加すると大変勉強になると思います。
当教室では臨床研究だけでなく、肺炎(VAP含む)や慢性気道感染症などの実験モデルを用いて、緑膿菌感染症の病態解析や新規治療薬の有効性評価を行っています。
感染症の研究に興味のある方などは、いつでもお問い合わせください!
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