2024年4月27日〜30日まで、スペインのバルセロナで開催された第34回欧州臨床微生物感染症学会(ECCMID)に参加しました。当教室からは栁原教授、小佐井先生、大学院生の菊地先生の3名が参加しました。栁原教授は 「Burden and serotype distribution of Streptococcus pneumoniae associated with pediatric invasive pneumococcal disease (IPD) : A prospective surveillance study in Japan」、菊地先生は 「Quantitative assessment of pneumococcal urinary antigen reflects the effect of antibiotics treatment in pneumococcal pneumonia mouse model」の演題でそれぞれポスター発表を行いました。発表を通して、世界各国の様々な研究者と非常に有意義な議論を行う事が出来ました。
栁原教授のご発表
菊地先生のご発表
また一般演題やシンポジウムを聴講し、遺伝子検査に対する考え方、新規抗菌薬、非結核性抗酸菌症による髄膜炎の症例報告、敗血症の新規診断法など、臨床微生物・感染症分野の最新の知見を学ぶことが出来ました。学会の合間には、我々の共同研究者であり、世界的な耐性菌の権威であるBalaji Veeraraghavan教授と交流を深めました。
学会会場前、Balaji Veeraraghavan 教授(左から3人目)と製薬会社の方々