北海道大学第一内科の長岡健太郎先生が、当教室に国内留学していた時に行っていた研究が、Case reportとしてAnaerobe誌に掲載されました(2017年2月付)。肺気腫に合併した肺膿瘍からF. nucleatumが検出された2症例を報告しました。また、in vitroの実験結果からColumbiaをベースとした培地よりもBrucellaをベースとした培地を用いるほうがF. nucleatumを検出に有利であることを報告しています。
当教室では、医師および臨床検査技師の大学院生が、栁原教授、小佐井助教、賀来助教および微生物検査室の指導のもとで微生物の基礎研究を行っています。研究に興味のある方は、いつでもお問い合わせください。
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