今年度、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に、当教室の栁原克紀教授が研究開発代表者を務める「薬剤耐性菌対策に資する診断法・治療法等の開発研究」が採択されました。
先週の金曜日に、長崎大学臨床検査医学講座医局で第1回研究班会議が開催されました。当教室だけでなく、国立感染症研究所、大阪市立大学、海洋研究開発機構から本研究開発に関係する研究者が集合し、これから行う研究についての説明を行いました。それぞれの研究室の先進的な取り組みを統合して、薬剤耐性菌対策に役立てるような成果を出していきたいと考えています。
また、昨年度に採択され、研究を継続している厚生労働科学研究費補助金「医療機関等における薬剤耐性菌の感染制御に関する研究(研究代表者:栁原克紀教授)」とも上手く連携させて、日本だけでなく世界で問題となっている薬剤耐性菌対策に積極的に関わっていく方針です。
2017年5月26日金曜日
2017年5月25日木曜日
NGS現場の会 第5回研究会@仙台国際センター
5月22日〜24日に仙台市の仙台国際センターで開催された「NGS現場の会 第五回研究会」に、当教室の賀来敬仁助教と遺伝子検査室の松本技師が参加してきました。
「NGS現場の会」は、次世代シーケンサー(Next generation sequencer)を使用した研究を行う研究者が一堂に会するイベントで、年々規模が大きくなっているようです。当教室でもNGSを導入して、腸内細菌叢解析などの研究を行っていることから、今年初めて参加してきました。
NGS現場の会は、農学系や環境系などの発表も多く、医療系の発表が少数派でした。また、NGSに関連する機器・試薬メーカーも多数参加していました。医療系以外の研究では用語から分からないものも多くありましたが、我々の分野でも応用できそうな情報を多く得ることができました。医療の世界を飛び出して、他分野の先生方と交流するのは刺激的で、良い経験でした。
当教室は臨床の教室ですので、NGSを臨床応用するところで貢献できたらと考えています。また、研究成果を来年のNGS現場の会で発表できるように頑張ります。
「NGS現場の会」は、次世代シーケンサー(Next generation sequencer)を使用した研究を行う研究者が一堂に会するイベントで、年々規模が大きくなっているようです。当教室でもNGSを導入して、腸内細菌叢解析などの研究を行っていることから、今年初めて参加してきました。
NGS現場の会は、農学系や環境系などの発表も多く、医療系の発表が少数派でした。また、NGSに関連する機器・試薬メーカーも多数参加していました。医療系以外の研究では用語から分からないものも多くありましたが、我々の分野でも応用できそうな情報を多く得ることができました。医療の世界を飛び出して、他分野の先生方と交流するのは刺激的で、良い経験でした。
当教室は臨床の教室ですので、NGSを臨床応用するところで貢献できたらと考えています。また、研究成果を来年のNGS現場の会で発表できるように頑張ります。
左上:日本でのスケート発祥の地(五色沼)
左下:仙台といえば牛タン
右:伊達政宗像
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2017年5月15日月曜日
日本感染症学会・日本化学療法学会総会@京王プラザホテル
4月6日〜8日に東京・京王プラザホテルで開催された第91回日本感染症学会総会・第65回日本化学療法学会学術集会合同学会に、栁原克紀教授、小佐井康介助教、賀来敬仁助教、木村主任検査技師、岡田技師、。
栁原教授は、座長の他にもシンポジウムで「感染症遺伝子検査についてのアンケート報告」を行いました。賀来助教も同じシンポジウムで「感染制御・疫学解析での遺伝子検査の活用」について発表を行いました。また、木村技師は、要望演題で「血液疾患を有する患者におけるβ-Dグルカンの比較検討」について発表を行いました。一般演題については、小佐井助教、賀来助教、川元技師、山川技師、岡田技師がそれぞれ1演題ずつ発表しました。
会期中には、新宿のメキシコ料理店で親睦会も行うなど、学会ならではの楽しみも満喫できたようです。
来年は、長崎大学の先輩である門田淳一先生(大分大学)が会長として、第92回日本感染症学会総会を岡山で開催されます(第66回日本化学療法学会総会との合同学会)。検査部としても、また発表ができるように研究を継続していきます。
栁原教授は、座長の他にもシンポジウムで「感染症遺伝子検査についてのアンケート報告」を行いました。賀来助教も同じシンポジウムで「感染制御・疫学解析での遺伝子検査の活用」について発表を行いました。また、木村技師は、要望演題で「血液疾患を有する患者におけるβ-Dグルカンの比較検討」について発表を行いました。一般演題については、小佐井助教、賀来助教、川元技師、山川技師、岡田技師がそれぞれ1演題ずつ発表しました。
会期中には、新宿のメキシコ料理店で親睦会も行うなど、学会ならではの楽しみも満喫できたようです。
来年は、長崎大学の先輩である門田淳一先生(大分大学)が会長として、第92回日本感染症学会総会を岡山で開催されます(第66回日本化学療法学会総会との合同学会)。検査部としても、また発表ができるように研究を継続していきます。
2017年5月14日日曜日
初期研修医(4月〜5月)
4月中旬から5月中旬まで研修医1年目の小島先生が検査部をローテートしました。
小島先生は、検査部にクリクラで来ていた同級生から評判を聞いて、初期研修で選択してくれたようです。検査部では、生理機能検査室(エコー、心電図、呼吸機能、脳波)、輸血部、サテライト検査室(血液、生化学)、微生物検査室で研修を行いました。
医師になって最初の研修ということで緊張もあったようですが、検査技師とも良好な関係を築くことができていました。また、ミニR-CPCでも、だいぶデータが読めるようになりました。
これから2年間の初期研修頑張ってくださいね。
検査部をローテートすると検査部の医師だけでなく検査技師とも顔見知りになれます。検査関連でわからないことがあるときは、いつでも相談して欲しいと思っています。
当教室では、初期研修医も受け入れています。興味のある人は気軽にご相談ください。
以下、リンクです。
検査部ホームページ(学生教育)
検査部ホームページ(初期研修)
これまでの初期研修の記事は→リンク
小島先生は、検査部にクリクラで来ていた同級生から評判を聞いて、初期研修で選択してくれたようです。検査部では、生理機能検査室(エコー、心電図、呼吸機能、脳波)、輸血部、サテライト検査室(血液、生化学)、微生物検査室で研修を行いました。
医師になって最初の研修ということで緊張もあったようですが、検査技師とも良好な関係を築くことができていました。また、ミニR-CPCでも、だいぶデータが読めるようになりました。
これから2年間の初期研修頑張ってくださいね。
検査部をローテートすると検査部の医師だけでなく検査技師とも顔見知りになれます。検査関連でわからないことがあるときは、いつでも相談して欲しいと思っています。
(上)微生物検査室で8連ピペットの操作を習っている様子 (下)送別会での記念写真 |
当教室では、初期研修医も受け入れています。興味のある人は気軽にご相談ください。
以下、リンクです。
検査部ホームページ(学生教育)
検査部ホームページ(初期研修)
これまでの初期研修の記事は→リンク
2017年5月2日火曜日
学位取得&受賞報告
3月に大学院生で検査部所属の川元技師が博士(医学)の学位を授与されました。
川元技師は、社会人大学院生として検査部の大学院(病態解析・診断学)に入学しました。微生物検査の日常業務を行いながら、研究を行い、今回は「TNF-α inhibits the growth of Legionella pneumophila in airway epithelial cells by inducing apoptosis」で学位を取得しました。学位を取得した論文は、Journal of Infection and Chemotherapyに掲載されておりますので、興味のある方は是非御覧ください(リンク)。
また、賀来助教が長崎県医師会研究助成金を受賞しました。先日、長崎県医師会館で行われた受賞式に出席し、立派な賞状をいただいたようです。
当ブログで報告した学位取得はこちら→リンク
当ブログで紹介した受賞報告はこちら→リンク
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