DDSとは、drug delivery systemの略で、体内の薬物分布を量的・空間的・時間的にコントロールする薬物伝達するシステムのことです。このように書くと分かりにくいのですが、たとえば内服薬の徐放剤などの薬剤の濃度をコントロールする技術や、喘息の吸入薬など薬物を目標とする場所(臓器)に伝達する技術です。この学会では、医学・薬学だけでなく、工学を専門とする方々も多く参加されています。
来年は、当教室の栁原 克紀 教授が大会長として、長崎ブリックホールで第34回日本DDS学会学術集会(2018年6月21日、22日)を開催します。これまでDDS学会に参加したことのない方も、是非ご参加ください。