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2018年4月10日火曜日

第10回「長崎臨床検査Reversed-CPC研究会」

4月7日(土)に、長崎大学医学部良順会館で第10回「長崎臨床検査Reversed-CPC研究会」を開催しました。

R-CPCの1症例目の担当は、長崎みなとメディカルセンターの山田昇一技師で、AMLの症例でした。本症例では、最初に配布する検査値にCBCを載せず、主訴や生化学などの検査値から病態を予測するという面白い試みでした。
 2症例目の担当は長崎大学病院の川良技師で、アルコール性肝硬変とマロリー・ワイス症候群の症例でした。患者の性別や年齢、検査値などから肝硬変とその原因を予測し、更に貧血の原因を推測するという、とても勉強になる症例でした。



 特別講演では、熊本大学大学院生命科学研究部臨床病態解析学分野教授 松井 啓隆先生をお招きしました。「ゲノム医療時代の到来における臨床検査の役割」というタイトルで、次世代シーケンサーを用いた今後の遺伝子検査や次世代シーケンサーの精度管理などについてお話をしていただきました。

 次回開催につきましては、詳細が決まりましたら検査部のホームページやFacebookでお知らせいたしますので、ぜひご参加下さい。
  初めての方や研修医・学生も大歓迎です。参加の連絡は不要ですので、お気軽にお越しください。

これまでのR-CPCの報告は→リンク