2018年5月31日〜6月2日に岡山コンベンションセンターで開催された第92回日本感染症学会学術講演会・第66回日本化学療法学会総会合同学会に栁原 克紀 教授、森永 芳智 助教、賀来 敬仁 助教、微生物検査室の赤松主任が参加してきました。 栁原教授は、シンポジウムや生涯教育講演会の司会、委員会報告・ランチョンセミナーの演者などたくさんの役割を担いました。また、今回はアメリカ感染症学会(IDSA)の理事長であるPaul G. Auwaerter教授の講演がありましたが、これは昨年のIDWeek2017で栁原教授と賀来助教が日本感染症学会学際化国際化委員会の委員長および委員としてIDSAと会合をし、その後両学会でやり取りをして実現しました。最終日に日本感染症学会と日本プライマリ・ケア連合学会との共催セミナーが初めて開催されましたが、こちらにも栁原教授が学際化国際化委員会の委員長として委員の山口先生と調整をして開催することが出来ました。今後も、IDSAや日本プライマリ・ケア連合学会など他学会との企画を継続していきたいと思います。
また、賀来助教が日本化学療法学会 上原感染症・化学療法学会研究奨励賞を「重症感染症ならびに抗菌薬投与による腸内microbiomeの変化と乳酸菌製剤の効果」のテーマで受賞しました。上原感染症・化学療法研究奨励賞は、感染症およびその化学療法又は病原微生物に関する研究において優秀な研究業績を挙げ、今後とも研究の発展を志している研究者に対して授与されます。そして、当教室で大学院生として研究した武田 和明 医師が昨年Journal of Infection and Chemotherapy誌に掲載された「Tedizolid inhibits MUC5AC production induced by methicillin-resistant Staphylococcus aureus in human airway epithelial cells.」の論文で第15回日本化学療法学会学術奨励賞を受賞しました。今後のお二人の活躍に期待ですね!
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