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2025年7月14日月曜日

MRSAフォーラム 2025 in TOYAMA  一般演題優秀賞受賞!

 20257月5日()に富山県富山市で開催されたMRSAフォーラム 2025 in TOYAM ~MRSA感染症への新たなる挑戦~において、「MRSAコアゲノムMLSTにおける経時的なアレル変化数に関する検討」の演題で、当検査部助教の加勢田 富士子 先生が一般演題優秀賞を受賞しました。

 MRSAの伝播解析の際にはコアゲノムMLSTという手法を用いることがありますが、どの程度コアゲノムが異なっていれば院内伝播と判断するのか、定まった基準はありません。そこで今回、MRSAコアゲノムの経時的な変異率を調査しました。


今後も、積極的な研究ならびに学会活動を行っていきます。

2025年6月27日金曜日

特許取得報告 (特許第7672671号)

 

生化学・一般検査室の山川智弘主任技師の開発した検査法が特許として認定されました。


特許番号       :特許第7672671号

登録日          :令和7年4月25日

権利満了日 :2040年7月21日

発明の名称 :ヒトT細胞白血病ウイルスI型感染細胞の腫瘍化クローン検出方法

特許権者       :国立大学法人 長崎大学


山川技師は大学院博士課程でHTLV-1感染細胞の腫瘍化を検出する方法について研究を行い、その成果が今回知的財産として認められたこととなります。



山川技師は生化学・一般検査室の主任として、これからも検査業務や研究に注力し、検査部の発展に貢献してくれることと思います。



2025年3月25日火曜日

学位取得報告

 

319日に、大学院生の菊地先生と中尾先生が博士(医学)の学位を授与されました。2人とも20214月に長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学に入学し、研究に励んできました。菊地先生は「Clinical and microbiological characteristics of bloodstream infection caused by Klebsiella pneumoniae harboring rmpA in Japanese adults」で、中尾先生は「Molecular and phenotypic characterization of Streptococcus pneumoniae isolates in a Japanese tertiary care hospital」でそれぞれ学位を取得しました。学位を取得した論文は、菊地先生はScientific Reports、中尾先生はFrontiers in Cellular and Infection Microbiologyにそれぞれ掲載されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

菊地先生;https://doi.org/10.1038/s41598-023-33265-1

中尾先生;https://doi.org/10.3389/fcimb.2024.1391879

 

来年度、菊地先生は引き続き検査部教官として、中尾先生は南島原市の泉川病院で呼吸器内科医として勤務される予定です。2人の先生方の今後のご発展をお祈りします。