リサーチセミナーでは基本的に基礎の教室に配属され、それぞれの学生がさまざまなテーマで研究を行います。
検査部(臨床検査医学講座)では、臨床研究だけでなく、基礎研究も積極的に行っていることもあり、昨年からリサーチセミナーの学生を受け入れています。
今年は、秋山くん、黒岩さん、高木くん、林田さんの4人が当教室に配属されました。秋山くん・黒岩さんが感染症関連の研究(小佐井助教・賀来助教担当)、高木くん・林田さんがHTLV-1関連の研究(長谷川講師・宇野助教担当)を行いました。
4人全員が本格的な実験を行うのは初めてということでしたが、2ヶ月間という短い期間でしっかりとした研究結果を出し、昨日行われたまとめの報告会でも立派な発表を行っていました。
ほとんどの学生が臨床医になることから、今回行った実験が直接役に立つことはないかもしれません。しかし、物事を順序立てて考える研究的な視点は、臨床でも必要かつ重要ですので、今回の経験が活きてくると思います。