2月4日〜6日にヒルトン東京お台場で開催された第50回緑膿菌感染症研究会の参加報告です。
緑膿菌感染症研究会は昭和41年から始まった歴史ある研究会で、記念となる第50回大会の会長を務められたのは、検査部のOBでもある舘田一博先生です。
今回は、賀来敬仁助教が一般演題でME1100というアルベカシンの吸入薬についての研究を発表しました。また、栁原克紀教授がシンポジウムでマクロライド療法が示す新しい可能性(病原因子suppression)について講演を行いました。その他にも基礎から臨床まで幅広いテーマを取り扱っていて、活発な議論が行われていたようです。
当教室では臨床研究だけでなく、肺炎(VAP含む)や慢性気道感染症などの実験モデルを用いて、緑膿菌感染症の病態解析や新規治療薬の有効性評価を行っています。
感染症の研究に興味のある方などは、いつでもお問い合わせください!