臼井主任は「新規免疫自動分析装置Accuraseedでの FT3、FT4、TSH測定試薬の基礎的検討と迅速性の評価 」の演題名で発表を行いました。
また、本学会の支部集会で優秀な演題を発表した若手研究者に送られる「日本臨床化学会 学会賞Young
Investigator Award」に山内技師が選ばれました。山内技師は3月に長崎で開催された九州支部集会において発表した「成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)におけるCCR4遺伝子変異解析」の研究で受賞しました。
会期中には、第2回認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師指定講習会も開かれました。認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師とは、臨床化学分野ならびに免疫化学分野において、精度管理のみならず精度保証の観点から検査室の管理ができる技師を認定する制度です。今後、検査室には認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師を管理責任者として配置する運営になるため、精度マネージメントシステムの構築およびISO15189の取得を目指す当院にとって重要な教育講習会でした。先日、受講した臼井主任より検査部・細胞療法部カンファランスで講義が行われ、知識の共有化を図りました。
今回の学術集会には600名近い方が参加しており、他施設での臨床化学・免疫化学分野の検討、研究成果についての講演が聞くことができて勉強になりました。
当教室では、若手の検査技師も積極的に研究および学会発表を行っています。